終活 人口

高齢者人口の増加による終活ビジネスの増加

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今、話題になっている終活ブームの背景には配偶者に先立たれてしまったり、生涯独身というスタイルの選択をされている一人暮らしの高齢者が増加し、自分が死んでから周りに迷惑をかけたくないという、おひとり様が増えていっている状況や家族に自分の生きていた証を残したいという思いがあるようです。
少子高齢化が進み2010年をピークに日本の人口は減り始めています。
そのように総人口が減少していく中で高齢化率は上昇し続けて、2035年には高齢者の割合が33.4%で3人1人は高齢者という状況になります。高齢者人口は2042年にピークを迎え減少に転じていきますが、高齢者率は上昇をし続けて2060年には39.9%に達して、国民の約2.5人に1人が65歳以上の高齢者となる社会が到来すると推計されています。

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現在、さまざまな終活ビジネスが一大市場を形成していっていますが、現在その規模は1兆円前後から2兆円と見られているようです。
今後も、高齢化とともにこのような終活ビジネスはさらに増加の一途を辿ると思われます。
終活サービスの括りとして、葬儀やお墓に関すること、相続などのお金に関することや手続き等に関すること、生前の思い出作りなどがあります。
人それぞれの価値観やライフスタイルの違い、家族構成によっても求められるサービスやニーズが異なってくるため、終活支援サービスの市場には様々な業界からの参入がこれから増えてくると思われます。

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